アパマンオーナーの節税対策
賃貸アパマンオーナーは、毎月の家賃収入を生命保険料に充当することができます。個人経営の方は、短期払いの低解約返戻金型終身保険または定期保険を使って、大規模修繕時期に保険料の払い込みを完了させ、解約返戻率を高めて、これに当てます。
個人所得の節税効果は、最大 所得税8万円、住民税2万8千円となります。
さらに個人経営で所得が800万円以上の場合、法人化したほうが税金対策にも良いと云われています。
また法人化することで、より大きな節税効果が見込まれます。
大規模修繕時期にタイミングを合わせて、全損定期保険、全損逓増定期保険、平準定期保険のうち、最も解約返戻率の高い保険を導入することで、高い節税効果と含み資産を作ることができます。
またアパマン不動産オーナーは、保険を活用することで、納税資金や相続対策に対処できます。
ケース1
契約者:被相続人(アパマンオーナー)
被契約者:被相続人(アパマンオーナー)
死亡受取人:相続人
・相続発生時に相続人に死亡保険金が支払われ、納税資金となる
・終身保険の場合、保障が何歳となっても続くため、納税資金が確保できる
・複数の相続人がいる場合、長男など被相続人の同居者がマンション棟を相続
・長男などの死亡受取人は、受け取った死亡保険金を大小分割交付金として他の相続人に渡す。
ケース2
契約者:被相続人(アパマンオーナー)
被契約者:被相続人(子または孫)
死亡受取人:相続人(アパマンオーナー)
・契約者死亡時の相続財産評価は「解約返戻金額」となるため、保険料払込期間中に契約者(被相続人)が死亡した場合、払込保険料よりも圧縮評価される
・契約者(被相続人)死亡後は、契約者を相続人に変更する
・孫を被保険者とした場合は、代飛ばしの効果もある。